せめなくなると?

 

 

 

あなたがせめるエネルギーから優しく手をはなした時、幸せな変化はやってきます。

 

 

 

私達の現実は、私達の内側に流れるエネルギーの状態を映す「魂のスクリーン」です。

 

 

 

何年も何十年も、愛を学び、真理の本を読み、博識で、スピリチュアルな知識も豊富・・。

 

 

 

なのに、家庭はいつも冷えていて、家に帰るのに思わずため息がでてしまう・・とか。

会いたくない親戚がいて、嫌いな友が人生にはまだいて、ご主人様(奥様)にも秘かに腹をたてている。

 

大事にいたる程ではないけれど、ご家庭での そんな日常の小さな不快感の積み重ねや悩みが解決していないとしたら、

 

 

 

あなたの中で、動き出すのを待っている「気づきの種」がやさしく微笑んでいるかもしれません。

 

 

 

真理は、ハートで感じていくことが大切で、頭で、知識で、真理を知っているだけでは、自分の気持ちがちょっぴり楽になるくらいで、あなた以外の人が楽になる事はないので、現実にはあまり変化はありません。

 

 

 

ところが、その真理が改めて、一人の人の頭からハートにおちて、あたたかい真理が生き方になって、深いところで、エネルギーが動きだしますと その響きがまわりに響きだすのです。

 

 

愛や優しさの「真理」を、頭でだけ理解している時は、私達は「真理」をともすれば、裁きのエネルギーに使ってしまいます。

 

 

真理を知る前は出なかった、真理は、知ったがゆえに、裁き心が出て来てしまうのですね。

 

 

「あの人のいい方ちがうのに!」

 

 

「なんで敬意がないの?普通はもっと人を大事にするものでしょ?そんなこともわからないのかしら。」

 

「なんで文句ばっかりなんだ!なんで感謝ができないのか?」

 

「どうしてあんなにネガティブで、後ろ向きなの!なんでポジティブにトライしてみる事ができないのだろう?」などなど。

 

 

惑星をつつむ、エネルギーフィールドには、私達の心の中からでてくる こんな「責めるエネルギー」「裁きのエネルギー」がたくさん蓄積しているそうですよ。

 

 

 

例えば私達は、愛を学んでいるつもりで、愛を知れば知るほど、かえって、その「愛」により、「真理」により、家族や友人をせめる波動を心から出してしまい、魂が寄り道してしまう事があるのです。

それは、私達のハートを一見パワフルなようでいて、実はとても脆く弱くしているのです。

 

私達が、無意識に使っているのは、どのエネルギーかを大切に把握し、それを選ぶとき、そこから受けとる実りはまったく違うものとなるのです。

 

 

 

 

 

 

 

「愛のエネルギー」

 

それは独りよがりではなく、自分だけで 終わることのないあたたかいエネルギーで、

 

愛のエネルギーとは、離れていたものを再び ひとつにつなげてゆく力です。

だから、あたたかいのです。

 

離れていても、つながっている・・。それが「愛のエネルギー」なのです。

 

 

「裁きのエネルギー」

 

愛は離れていたものを、再びひとつに結ぶ力ですが、逆に 裁きのエネルギーは、分離を生み出します。

裁きという、漢字の中には「衣」という字が入っていますね。その横に流れる線は、衣を切るハサミを表しているそうです。

 

 

 

つまり、裁くという漢字は、衣を断ち切るハサミを表していて、元はひとつの布を分離させるという姿を表しているのです。

 

 

つまり、愛はつなげ、ひとつにするエネルギーで、

裁きは、断ち切り、分離させるエネルギー。

 

 

自らが、もし、愛を語りながら、心の中で使っているのは、裁きのエネルギーなら、

 

結果として、日常に現れだすのは「分離」であり、こころが一つになる愛は いつも遠くにあり続けます。

 

 

例えば 日常では、ご家族と、喧嘩はしないし、言葉もやさしく言ってるつもりであり、でもそれなのに、あたたかく調和と愛が現れず、家族がバラバラ、芯から幸せを味わう関係ではないと、少しのさみしさを感じることがあったら・・。

 

 

心から優しい呼吸をして、心をやわらかく やわらかくしてあげて~。

 

 

そして、心の中をチェックして、

「相手を責める気持ち」を吐く息と共に、手放して、心をやわらかくしてゆきましょう。

 

 

 

 

分離があり、わかりあえない時、相手が頑な態度をとるかのように、見える時は、あたたかく省みましょう。

 

 

もしかしたら、こちらの心から出ている波動は、「私は合っている、あなたが間違っている」という責めている波動が出ているかもしれません。

 

それに気づいたら、意識して、それをやめると心で思い、手放しましょう。

 

 

気づいたら、それをやめると、そのつど思うのです。

 

 

そして、難しいことはいらないから、目の前の方と、香りのよいおいしいお茶をただ一緒に飲んだり、

 

 

あったかいごはんをただただ、「おいしいネ」と一緒に食べたりして、幸せな時間をわかちあい、ほっこりしましょう。

 

 

 

その人と、あたたかい、ほっこりする幸せな小さな時間を、重ねていくのです。

 

 

相手を責めるエネルギーが、出なくなると、互いの間に流れるエネルギーが、ふんわりゆるんで 本来の流れを取り戻すでしょう。

 

 

何年も動かないままの関係が、「責めるエネルギー」が心から消えた途端、幸せへと動き出すことがあります。

 

 

その方が、自然な流れだからです。

 

 

 

 

 

だから心をやわらげ、ただほっこりとしていましょう。

むずかしい事はいらないから、一瞬においしいお茶を飲みましょう。

心の中に、いつでも愛が流れやすい通り道を作りましょう。