ひたすら優しくなる為に

 

 

 

苦しみはあなたが拡大する手前で出会うようにできています。

 

 

 

人生は、あなたの心から創られてゆきます。

 

 

けれども、人は幸福になりたいと望んでいても、「心」を幸福な方向に使っていないことがあります。

 

 

人生には困難な時期というものがあり、悩むことがあります。

 

 

でも、魂にとって「艱難辛苦~かんなんしんく」とは、不幸というより光への扉であり、「チャレンジ」です。

 

 

自分を拡大し、より大きくなり、より深い愛を知る 優しい光のチャンスです。

 

 

魂が前に進むチャンスです。

それまでの自分の心は、本来の自分の広さよりせまくなっているので、その隔離された心では、幸福になる事も人を愛する事もできないから、

 

 

私たちの魂は、広いあたたかい心を取り戻そうと、生まれる前にチャレンジを持って生まれてきます。

 

 

ここにあたたかい真理があります。

 

 

人生の難関に、おびえ、たじろいでも、

自分には力がないと今 萎縮していても、

 

 

 

魂には、最初から

『それを越えてゆけるに足る力』が、宿されているのです。

 

 

越えられるように、できているのです。

 

 

 

 

 

だから 太陽に向かってイキイキと伸びてゆく樹木の枝葉のように、

 

 

一生懸命、伸ばせるだけ自分を伸ばしてみましょう。

 

 

 

格好悪くてもいい。

うまくできなくてもいい。

 

 

 

ただ、どうしたらもっと

優しさを表現できるかを考えましょう。

 

 

あと一歩、心があたたかくなる方へ近づいてみましょう。

 

 

 

どうしたら、よりお包みし

よりやわらかく、より愛があふれ広がるか、

 

あなたのエネルギーを出してみましょう。

 

 

 

しゃがんだままでは、答えはでないのです。

 

 

 

止まって、待っているだけでは、

あなたの内なるエネルギーの水門は開きません。

 

 

 

わからなくても、わかろうとし

できなくても、やってみようとし

その時、美しくなくても

一心不乱に答えを探し、

 

今、為すべき事をしてみましょう。

 

 

 

そうやって、答えは見えずとも

ひたすら前に進む内に、やがてその行動から、おぼろげだった答えの輪郭が明確になってきて、

 

 

そこに、優しい意味が現れます。

 

 

 

あなたは、それまでより優しい人となり、

 

 

あたたかい深い心を持った人となり、

 

 

人の痛みやおびえを理解してあげられる人となるでしょう。

それまでより又ひとつ器の大きいあなたとなるでしょう。

 

 

 

苦しみというのは必ず、それまでよりさらに広がってゆく、幸福の手前に用意されています。

 

 

 

苦しみはいつだって幸福の手前にあるのですね。

 

 

 

もし、今苦しいなら、

一生懸命『愛』の為に、心も体も動かしてみましょう。

自分の為だけでなく、誰かの為にも

関わるすべての人の為にも、

一生懸命、できる事に集中しましょう。

 

 

 

その聖なる汗が、

やがて、自分を『よくやったね』と認め、充実したエネルギーを湧かせては、

 

 

『生きてるっていいなあ。』としみじみ、あたたかいものが滲む

幸福なあなたを創ります。

 

 

 

闇の中にも、光はあり、

苦しみは本当は、あなたを成長させてくれる天の優しさでできています。

 

 

 

転べる幸せがあり、

そこから立ち直る幸せもあります。

 

 

 

 

 

さあ、前を向いて

あなたの使命は、愛することです。