優しさの招待状(3)聖なる気づき

 

 

pp20_f22 あき

 

 

 

それでも世界は、あたたかい愛でできています。

 

 

 

例えばご家族間、特にパートナーシップの中で、むっとしたり、嫌気がさすことがあります。毎日のことですから、日々のちょっとしたことでカチンとくることが、家族や親しい仲にはあります。

 

 

そのいい方が気にくわない、とか。

その態度にひっかかる、とか。

深いため息がでるような時。

 

例えば、ご主人さまが気が短い方でいつも怒ってると、気づけば人を蔑み、バカにする、テレビにまで怒って暴言を吐くような時、愛を選んで生きたいと願う魂たちは、そのような日々を、とても苦しいと感じ、腹立ちを抑えきれないでしょう。

 

 

でも、いい返すとこちらにとばっちりがきて、面倒なことになるので、多くの方はただだまって、いいたい事があるけどのみ込みます。

 

 

日常の安泰のため。

 

喧嘩になり、嫌な思いをしたくない、面倒なことになりたくない・・。

 

 

そこには、実は自分の保身があります。

 

自分が嫌な思いをしたくない、

自分が面倒を体験したくないという、握っている強い気持ちがあるのです。

 

 

また、子供達が勉強しないで、ゲームばかりやっている、なんていう時。「宿題したの?ちゃんと勉強しなさい。あなたの将来の為にいっているんだからね。」といいながら、それでもいつまでものんびりしているお子さんの姿や、お子さんの勉強のやり方に、「それじゃだめよ」とイライラし、無性に腹がたつなら、

 

 

そこには、あなたの抑圧された気持ちがあるのです。

 

例えば、お子さんの為以上に、もしお子さんが受験がうまくいかなかったり、成績が悪いとお姑さんや近所の奥様たちにどう見られるだろう?それを怖れていたりする・・。

 

 

そこにはやはり、保身があったりします。

 

保身、つまり強烈におびえていて、自分の安心を必死で確保しようとあせり、まわりを変えようとしてしまう、私たちがあるのです。

 

 

強烈な抑圧された感情とは、そんな内向きの心さんです。

 

 

そして、御主人さまのテレビに向かってどなる声に対し、言葉にはしないまでも、心の中でそんな家族の態度を批判していることもあるでしょう。

 

そのように、批判している内は、悪いのはあの人で、私ではないと、「私の保身」からは、目をそらしてしまいます。同時に自分の魂が、やらなければならない、本道からも目をそらすことに成功してしまいます。

 

 

子供達を「勉強しなさい」「はやくしなさい」と、口うるさくしていて「子供達がいう事を聞かないと、怒り続けている内は、自分がまだ何もなし得ていない」という、自らの魂の飢えから、目をそらすことができるのです。

 

 

 

厳しいですか?

でも、地球に生まれて、このような気づきと謙虚さなしに、心底あたたかく、優しくなることは不可能です。

 

 

仮付けする、「優しいつもり」ではなくて、芯から宇宙につながる優しさを体験する為には、深く自分をほりさげてゆく必要があるのです。

 

 

 

今日のお話を厳しいと感じられる皆様にこそ、今日のお話は心をこめて捧げたいのです。

 

今の時期、とても重要だからです。

 

 

なぜなら、このような痛みや、保身の向こうに、あなたのどうしてもどうしても出会いたかった光がそこにあるからです。

 

 

大切なことをお話しますね。

 

例えば、行動する時、あなたが一番おそれを感じることはなんですか?

 

 

・人前にでること。

・真実を語ること(スピリチュアリティを含む)

・人を導くこと

・人まねではない、自分自身を表現すること

・まだ、誰も発表していない先進的な思想を発表すること。

・理解されなくても、愛し包みきること

・まわりからバカにされても、貫くこと

など、あなたが行動することを怖れている何かは、あなたが生まれる前に選んできた「あなたの志、魂のミッション」であることがほとんどです。

 

 

抑圧された感情があり、それを誰かに向けていて、外に腹をたてたり、気をとられることにより、その自分の一番向かいたいもの、でも同時にとてもおそれているものから、目をそらすことができるのです。

 

 

私たちは、家族や上司や友人に腹をたて続けるのは、自分の一番求めていて、しかし同時に強烈に怖れているものから、目をそらす為なのかもしれません。

 

 

人は生まれてきた自分の魂の目的に憧れ、とてもとても見つけたいと望みます。

 

 

しかし、同時に、それに向かうことを、とてもとても怖れているのです。

 

 

魂が本当に望むものは、魂が本当におそれるものなのです。

 

 

何故なら、自分が持って生まれた魂の力だからこそ、その資質に対するクオリティが高いからです。

 

 

あなたが、目をそらしている魂の目的は、あなたが腹をたてているものです。

 

 

気づいて、動き始めませんか?

 

一番失敗を怖れて動けなくなっているものに、歩を進めてみましょう。やってみると、怖れは消えてしまいます。出る一歩前がこわいだけなんです。出てしまえば、たぐいまれな爽快感が、あなたの中を潤すでしょう。優しいエネルギーが、みなぎってきますよ。

 

あなたが魂に従い、実際に動き出せば、内なる不快感が綺麗に消えて、何故か家族やまわりに、怒らなくなり、まわりに爽快感と安らぎがひろがり始めるんですよ。

 

 

自分のエゴを、しっかり受けとめて、そこから魂に気づくとき、保身はいらなくなるのです。

 

 

あなたのエネルギーを、地球に優しく拓くときがきましたよ。

 

あなたのギフトを、この世界は待っています。

 

麗しく、あたたかく、幸せに、動き出しましょう。