あたたかい家の中と宇宙意識(2)

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魂にとって家庭はいつも、あたたかいオアシスでありますように、地球生活で大切なこと

 

 

 

知人の女性の娘さんに赤ちゃんが授かりました。おばあちゃんであるその女性は大喜びでした。

 

 

しかし、しばらくすると赤ちゃんはひどいアトピー症状が出てしまい。皮膚の症状以外にも様々な重い病気を現してしまったそうです。

 

 

体がつらいのか、赤ちゃんは毎日悲鳴のような夜泣きをして、まだ若いお母様は御主人様と共にすっかり疲れはててしまったそうです。

 

 

心配してかけつけていたおばあちゃまと、私は出会いました。

 

「なにを気づかせてくれているのでしょうか?」と涙ぐむ優しいおばあちゃま。

 

優しい胸に抱かれているのは、純粋な魂でありました。

 

 

その優しい光を留めるように、私は、心をこめて赤ちゃんのおかあさんにお伝えさせて頂きました。

 

 

『お母様、なにも心配はいりません。ただ、この子が安心できるように、優しく抱いてあげてください。

 

「この子は愛されているから安心」と、毎日目を見ていってあげて下さい。』

 

 

『それと夫婦ゲンカをなるべくやめて、家の中にやすらぎを取り戻してください。』とも、申しました。

 

 

え?家の中にケンカが多いことをどうして知っているのですか?と不思議がられましたが、赤ちゃんは、無言でたくさんのお話をしているのです。

 

 

 

この子は愛されているから安心

 

 

赤ちゃん。その小さな体の中で輝いているスピリットは、とっても清らかです。まだ純粋な天の香りがします。

 

 

その赤ちゃんが、病を表すのはそのおうちの業(カルマさん)を洗い流そうとする、魂の祈りである場合が多いのです。

 

 

病気やなんらかの症状を抱く赤ちゃんは、この家の苦しみの元をまた代表で大きく消してゆこうと勇気をだしてくれた、立派な御魂であります。

 

 

そして、まだ言葉はしゃべらなくても、回りのすべてを全部受け止めています。

 

そのおうちのカルマを少しでも消そうと一生懸命、受け止めて頑張ってくれていました・・。

 

こんな時は、その子のチャレンジに気づいてあげて、身近な人がその勇気に感謝をし、愛で包み込むと 魂はとっても励まされ、勇気づけられて、その子の光がもっと出てくるのです。

 

 

 

愛は症状をほどいてくれる

 

 

愛は業(カルマ)を、溶かしてくれる。

 

 

だから。身近な人々が赤ちゃんと共に感謝をすることを覚えれば、生命から光があふれでて、症状は、光に溶けてゆくのです。

 

 

怒りにが満ちあふれ、いつもピリピリしているお家。

 

 

夫婦、親子、嫁姑、ぶつかりあう摩擦が生じている家は、その波動は、光を隠してしまいます。

 

 

だから、家のなかが、暗くなるのです。

 

 

不運、不公平、争いは、暗い波動が大好き。でも。それを好む人はいませんね。それなら、その波動、その苦しみの波動、光で洗い、解き放してあげましょう。

 

 

救われる道は必ず用意されているのです。

 

 

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帰る場所があたたかい。

 

 

家庭は魂にとって、自分に戻れる大切な場所です。家庭は魂にとってはいつまでも、あたたかいオアシスでなければなりません。

 

 

遠く離れたら、懐かしくなる、 帰りたくなる拠り所でなければなりません。

 

長期間、留守にしていて、家が見えてきたらほっとするような場所でなければなりません。

 

例え自分がその時、愛にふさわしくなくても、受け止めてくれるのが、家庭であり、

 

例え世の中の荒波にボロボロに傷ついてもいつもと変わらず、あたたかいお夕飯の香りとともに、おかえりとあたたかく家族を受け止めてくれる場所、それが家庭です。

 

 

そのあたたかさ、優しさ、何気なさにいのちが回復する聖所。

それが、家庭なんです。

 

家族を結ぶ優しい場所、受け止め続ける場所なのです。

 

もし、家の中が暗く、ぴりぴりしていて安らぎが見いだせないなら、次元のカーテンがひらく今こそ、気のお掃除をはじめませんか?

 

 

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愛のひびきで世界(家の中)を洗う

 

 

惑星が目覚め、次元をあげる今は、気のつまりをとりのぞき、浄化が必要な時代です。

 

あなたの魂が、次に進みたいと莫大なエネルギーを出しきれずに苦しんでいます。

 

そのエネルギーの滞りが、家族の病からメッセージされることもありますね。

 

家族の誰かが苦しんでいたら、家庭の中で誰かが気づいて、始めなければなりません。

 

 

家庭をオアシスに戻すやすらぎを、再び回復させることを、思い出さなければなりません。

 

答えはたったひとつだけ。

 

それは、愛。あたたかい愛。

 

愛すること。

愛のひびきをお忘れです。

 

家庭をやさしく天国にする為に、気のお掃除するには、まずは『言葉』からです。

 

 

愛のひびきとは、言葉のぬくもりなのです。

 

 

家の中に摩擦がある時は、その家の中で、言葉が温かみを消しているのです。

 

 

人と人との間で摩擦がおきるのは、接点の場所を間違えています。

 

ふれあう時に、我と我で応答しあうから、こすれて痛むのです。

 

ふれあいは、心のやわらかい所でするのですよ。

 

それを忘れなければ、かけがえのないふるさとの香りが家庭の中にひらいてきます。

 

 

次元上昇の為のお手入れは、『おかげさま』

 

 

惑星が急激に波動をあげてゆく、次元上昇の時期は、むずかしい瞑想も素敵ですが、なによりも必要で、大事なのはあたたかい心の居場所でつながる『絆』なのです。

 

 

絆のあたたかみは、例え宇宙に投げ出されたような時にでも、あなたを光につなげてくれる命綱の役割をしてくれます。

 

 

あなたの居場所を次元上昇の為にお手入れし、ともに、波動をあげる方法は、『おかげさま』という優しい光を使うことです。

 

次元上昇、あなたの気をあげるお道具は『おかげさま』の言葉。

 

 

たくさん、家の中で気づきましょう。たくさん家の中で口にしましょう。

 

 

『あの人々のおかげだ』

『お父さんのお母さんとの、御主人様の、奥さまの、子供達のおかげだ』

『あの人のおかげで、許す事を学べてる。』

『この経験のおかげで、感謝を知った。』

 

おかげさま、おかげさま、おかげさま。ありがとう。ありがとネ。

 

その言葉が、目覚めるおうちはオーラが鮮やかにしっかりしてきます。

 

守護の光で安心です。

おかげさま、その言葉の響きが生まれる度、光が世界(家の中)を洗ってゆき、あなたと家族の波動が上がってゆくのです。

 

 

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その後のハッピーエンド

 

 

 

そして、後日談があります。

しばらくして、再びアトピーの赤ちゃんのおうちの皆さんから素敵なご報告を受けました。

 

 

あれから、毎日毎日、娘さんご夫婦が二人揃って、赤ちゃんに『この子は愛されているから安心』と、抱いてあげ続けたのです。

 

 

すると、ふれあうという赤ちゃんのぬくもりが、ご夫婦に大切な気持ちを取り戻しさせてくれたんですね。

 

 

ケンカが消滅し、安らぎが生まれ始めたのです。心と心がやわらかい所で出会いなおし、思いやりが生まれました。

 

ご夫婦にも、ぬくもりが必要だったのですね。

 

お二人の心から、かたさが消え、安らぎが戻ると、赤ちゃんのアトピーも、他の病もみるみるよくなっていったのです。

 

 

これはマジックではありません。

私達のいのちの中にある、優しさの法則、愛のエネルギーの法則なのです。

 

ひとりがほどけると、すべてほどけ始めます。

不自然が、自然に戻ることで始まる癒しでした。

 

愛は、業(カルマ)を溶かしてくれる。

 

『亜美先生、あの時の子がこんなに大きくなりました。』と、おばあちゃまに手をひかれ、元気に成長した女の子をみて、私もなんだか胸があたたかくなりました。

 

どうか、すべてのいのちが安心する優しい場所を、見つけますように。