人は愛するために出逢う

 

共に生きる奇跡

 

 

 

 

出逢いにはすべて意味があり、

縁の糸のなせる業です。

 

 

かつて前世で共に学んだ魂は、

今回も例えば立場を変えて、

再びあなたのそばにきて、

出逢うようになっています。

 

 

 

例えば、あなたの住むマンションの管理人さんは、

かつて前世であなたを助けてくれた恩人かもしれません。

 

 

 

かつて同志だった人が、今はあなたのパートナーかもしれないし、

 

 

憎みあった人が家族になっているかもしれません。

 

 

その かつての人生での関係は、互いにふれあう時の心の印象に映るので、

 

 

はじめてお会いしたのに、なんだか親しみを感じる方がいたり、

 

ほんの少ししかお会いした事がないのに、何故かその方をすでに全面的に信頼していたり、

 

 

 

又逆に、理由はわからないのに、

 

どうして会ったばかりなのに、イライラさせられるんだろう、とか。

 

嫌な思いをさせられた事なんかないのに、

何故この人には、正直な気持ちをいいづらいのだろう?という感覚が起こる事があります。

 

 

それは、あなたの過去世からの様々な体験の印象が、残り香のように、心の奥に残っているからなのですね。

 

 

 

共に笑った体験

共に泣いた経験

共に汗を流した経験

助けて、助けられた経験

慈しみ、慈しまれた経験は、

その方への「好意」として感じとります。

 

 

 

 

また逆に、

裏切られた経験

泣いた経験

失望した経験

怖れた経験を、

私達は、人間関係の中で「嫌な感じ」として、感じとります。

 

 

そのカルマに、私達は感情的に振り回されやすいものですね。

 

 

やっぱり好きと感じる人とだけ 一緒にいたくなるし、

嫌いと感じる人を避けたくなります。

 

 

 

だけど、私達は今、宇宙時代を迎えていて、

私達自身の「あたたかい場所(大いなる自己)」に戻ろうとしています。

 

 

好きと嫌いの二極の間だけで、

心を行ったり来たりするだけの次元を越えてゆく時が来ています。

 

 

私達が外に向けていた意識を、

自分の内側に優しく向けて、自分に還るようになりますと、

 

 

 

私達は、「今」に生きるようになります。

 

 

「今」この瞬間を、生きるようになります。

 

 

 

そして「今」という瞬間に、意識が立てるようになると、

 

 

 

過去のデータがリセットされます。

 

 

「今」は選択のステーションであり、

「愛」と「いつくしみ」の場所だから。

 

 

「今」に生きると

過去の裏切られた印象も、

過去に感じていた恐れも、

 

 

リセットされて、消えてしまいます。

 

 

「今」という瞬間は、二元ではなくて、愛といつくしみが湧く場所だからです。

 

 

 

だから、私達が「お人のせい」「何かのせい」と感じる度に、

そっと立ち止まり

 

時には嵐の中で息も絶え絶えに立ち止まり(笑)

 

 

それは自分を映す鏡であり、

自分が自分自身にしている事を教えてくれて、

「本当はどうしたかったか?」

「どうあたたかく扱われたかったか」という、

本当の気持ちに気づくチャンスを授かります。

 

 

 

外側に向けていた意識を

自分自身に問いかけ始めたら、

その意識の転換は、

 

 

 

宇宙意識の始まり。

 

愛と優しさと慈しみと、

喜びいっぱいの世界への移行の始まり。

 

 

善悪、好き嫌い、正誤、の二元意識を越えて

 

 

その魂との出逢いは、愛しかなかった事に気づきます。

感謝しかなかった事に気づきます。

 

 

私達の感情のレベルではカルマがあるけれど、

 

内なる神の中には、カルマはありません。

 

 

今、出逢うのは、互いのハイアーセルフが愛によって呼びあうからです。

 

 

 

 

私達は、互いに愛するために出逢うのです。

 

 

愛するために、私達は出逢いを選んで生まれてきます。

 

 

表面の姿の姿は例えそう見えなくても

 

出逢ってくれた魂さんは、あなたを愛したくて、助けたくて、そばにいる事を選んで生まれてきたのです。

 

だから、素直になって、自分の心が

あたたかくなるように、

喜びを感じるようにして、

 

「今」に意識を戻せば、

すべてが自然に整い出して、

あなたの世界は優しくなっていきます。

 

 

すべてはひとつなのですね。