幸運貯金

 

 

 

大切なことは目にみえない。でも必ずあなたを支えてくれます。

 

 

 

『  自分は運がない。

努力しているのに、どうして行きたい方向へいけないのだろう。

 

 

 

お金がどんどん減ってゆく。どうして入ってくるより、出ていく方が多いんだろう。

 

 

 

行きたい方向へ行けない。

必要なものが減ってゆく。

思うままにならない。

 

お人の失敗の後片付け。失敗の余波を自分ばかりが受けている。』

 

 

 

そんなふうに『運がない・・。』

そう感じる時があったなら、人間には「お徳」という、優しいエネルギーの貯金があることを あたたかく受けとめてみましょう。

 

 

 

 

 

 

目に見えずとも、いのちは関わりあっています。

 

 

 

私達は時に眼にみえなくても、誰かの優しさにお支え頂いている時がありますね。

 

 

 

例えば、何気なく友人同士で笑い転げている時でさえ、ふと気づくことがあります。

 

 

 

笑いを生む楽しい人がいて、その人のおかげで、笑いが生まれ その場が明るくなっているように見えても、

 

 

 

ふと、その場が明るいのは、それに反応し笑ってくれる人たちがいてくれるからこそ、笑いが広がります。

 

明るくパワーの発信源にみえる人も、必ず誰かに支えられています。

 

 

 

ジョークをいいあっている時でさえ、私達はこんなふうに、何かを学ぶこともできます。

 

 

 

ああ、この人がいてこそ、楽しいエネルギーを自分はわかちあえた、ありがたいなあと、気づいてゆく程にチャリンと、優しいエネルギーがその人のオーラに光が貯金されてゆきます。

 

 

 

心を開けば、いっさいがあなたを支えてくれるという事に、私達は気づきます。

 

 

 

私達の真心は、優しい光。

それは目にみえなくても、けして消えない光なのです。

 

 

 

例えば、街のお手洗いに入って、ペーパーがなくなりそうだと気づいた人が、次の人が困らないように そっとペーパーを補充しておいてあげたとします。

 

 

 

でも、その事は誰も知りません。

 

 

 

お風呂に入ったら少しぬるかった。だから、次の人の為にお湯をあたためておいてあげた。

 

 

 

でも言わなければ、次の人は「ああいいお湯だなあ」と感じはしても、先の人が思いやってくれた優しい配慮はわかりません。

 

 

 

真心とは、こんなふうに目にみえない事が多いものです。

 

 

 

でも、その時に生まれたあたたかいエネルギーは、送り出した人の「徳(光)」となって、発信者のオーラに、実はちゃんと備わってゆきます。

 

 

実はそれが、道をひらき、夢を叶える力の強さとなるのです。

 

 

 

 

 

 

いのちは皆つながり、響きあう、だからあなたの優しさがあなたの道を開くのです。

 

 

 

例えば、目には見えずとも あなたが寒い日に、帰ってきた次の人が寒いかなと思って、部屋をあたためていたとします。

 

 

 

その部屋のあたたかい温度は、あなたの真心から生まれたことを、次に入ってきた人は気づかないでしょう。

 

 

 

しかし、入ってきた人が寒い場所からあたたかい場所に帰ってきたら、あったかくて、ほっと細胞が心地よさでゆるんだら。

 

 

 

誰かがほっとあたたかくなって、「心地いい」といのちが喜んだとしたら、そこにいる人々が意識していなくても、あなたの「徳」が、ちゃりんと貯金され、道開きの運の力になるのです。

 

 

 

あなたの優しさが誰かをほっとさせたなら、その誰かのいのちに生まれた安らぎや幸せは、「徳」となってやがてあなたに還ってくるのですね。

 

 

 

どれだけ美しいエネルギーを、送ってるかな。

どれだけあたたかいエネルギーを、送ったかな。

 

 

 

それが、どれだけ誰かをあたためているかわからなくてもいい。

 

 

 

ちゃんと、あなたに還ります。

 

 

 

 

誰かから奪わないで、譲った。

それが、やがてあなたに必要なものをあなたにもたらす開運の力となり、あなたの徳になって還ってきます。

 

 

 

だから、気づかれなくても、アピールしなくても、にこにこ、ふんわりしていても いいんですね。

 

 

 

あなたの優しさが、

あなたの道をひらき、あなたをささえる力となるのです。

 

 

だから、真心は無駄ではない。

だから、今日もあなたの優しさを、そのまま、そのまま 現してあげましょう。

 

 

誰かを救うことは、自分を救うことなのです。