楽園からの手紙~プロローグ(1)

 

 

楽園からの招待状

 

 

 

先日、いにしえの優しい糸に導かれて、聖地ハワイに行って参りました。

 

 

 

5年前に一度ご縁を頂き、

 

 

今回はハワイへの、2度めの訪問でした。

 

 

 

世界のあちこちの聖地をまわっていても、私にとっては、なかなか扉があかなかった聖なる愛の地ハワイ。

 

 

 

 

この地への、お招きは魂のレベルでの、不思議から始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

聖地ハワイ

最初は5年前の霊的同調から、すべては始まりました

 

 

 

5年前のある日、

瞑想していると、とても不思議な気を感じ始めました。

 

 

私は聖母意識のチャネルですが、聖母とはあらゆる女神の起源であり源泉。

 

 

だから、宇宙意識としての聖母の胎内には、たくさんの側面があり、そのひとつの偉大な愛の様々な側面が様々な女神様として、この世に現れてくださいます。

 

 

だから、そういう意味で聖母意識の中にはたくさんの女神様の光が存在するのです。

 

 

けれど、今日までは私がお預かりしている聖母界では、おもに「水」の側面を持つ女神さまからの導きが多かったのです。

 

 

その為、その時は、少し波長の違う聖母波動で、少し調律が必要でした。

 

 

 

水の聖母界から、地母神としての聖母界へ、そしてその次の聖母の顕れとして現れたのは、火の女神の響きでした。

 

 

 

 

その女神のご存在は、どぉぉーん!と内なる霊性に、響き渡る迫力がありました。

 

 

 

それは、出産の時に女性たちが使う巨大で神聖なパワーのように、偉大ないのちの迫力に満ちていました。

 

 

生きているという生命の迫力でした。

 

 

 

やがて、そのご存在と私の波長が合いはじめ

 

とても美しくパワフルなものが、私の霊性にふれてきました。

 

 

 

なんという大愛。

なんという迫力。

そして、なんという神聖さ。

 

 

 

私は圧倒されました。

 

 

そこにご出現されたのは、

なんとハワイ島の火山の女神ペレと呼ばれる火の聖母のお姿だったのです。

 

 

 

キラウエア火山におわす、火山の女神です。

 

 

 

 

 

 

 

これには、驚きました。

 

 

 

何故かといいますと、マダムペレにふれさせて頂いたその瞬間まで、

 

 

失礼ながら、私にとってハワイという地は、あまり意識に登らない場所であったからなのです。

 

 

 

神聖な祈りである「フラ」の素晴らしさには、拝見して何度も感動した事はありましたが、

 

 

 

それでも、私自身がハワイに行きたいと心動いた事があまりなくて、

それゆえに、関心をもった事がそれまでは、あまりなかったからなのです。

 

 

 

海外デビューは、ハワイ旅行という方はとっても多いのに、

そして帰ってこられた方は皆とても幸せそうに帰ってこられるのに、

 

私の機はなかなか満ちませんでした。

 

 

 

だから、意識にまったく登らない中での、ペレのご出現だったのです。

 

 

 

強烈な招待状を感じました。

何故か、呼ばれていると感じました。

 

 

 

「 肉体をもち、ハワイの地に立つ必要があるのですよ。どうぞ、おいでなさい。」

 

 

そんな霊的な お招きを受けたのです。

 

 

 

ところが、5年前の当時の私は、数年にわたった父の介護を終えた後で、

 

 

 

介護中は、父に寄り添う為に、仕事をセーブしていて、極端に活動を縮小していたので、

 

 

父が帰天してからは、

それまで止めていた天の事業の遅れをとりかえすべく、新しく形を変えて、パワフルに展開していた時期で、とても忙しくスケジュールがびっしりで、現実的にはハワイ行きは、むずかしく見えました。

 

 

 

霊的にマダムペレに出会ったものの、現実には、通常通りの日々が続いていただけで、ハワイの「ハ」の字も私の日常にはなかったのです。

 

ところが、

 

 

 

突然、現実が動き出しました。

そんな私の霊的経験など、ご存じなかったはずの、身近なあるご縁から、突然「ハワイに興味はありませんか?」「ハワイに行きませんか?案内したいのです。」と、突然ご招待のお声がかかりました。

 

 

何もない所から、突然リアルな現実に、ハワイのワードがわき上がってきたのです。

 

 

 

ああ、やっぱり呼ばれてるんだと。

 

 

 

だから、これはもしや、スケジュールも動けるのではと、マネージャーがスケジュールを一生懸命調整してくれました。

 

 

 

すると、動かなかったものが動き出したり、ぴたりぴたりとはまるものがあり、ハワイに行けそうなまとまった日にちが出てきました。

 

 

やっぱり、いく必要があるのですね。

 

 

 

宇宙がうごかれる時は、すべてがぴたりとタイミングがあうミラクルが起こるのです。

 

 

 

そうやって私は、はじめて

ハワイという地の扉をあけました。

 

(続)