楽園からの手紙~2018(7)霊性の回復

 

 

 

グレースなくして、

私達は「本当の自分」になれません。

 

 

グレースにつながるとは、内なる神の力が、私達の中を流れるという事だからです。

 

 

グレースは、私達が本来もっている宇宙とのつながりを可能にするエネルギーだからです。

 

 

誰もに供給されている優しい生命エネルギーなのです。

 

 

私達の内側が、心の中心のあたたかい場所にふれていると、

 

 

 

私達の内側からは、エネルギーが溢れてくるのです。

 

 

私達の内側が、宇宙の源にふれている時、

グレースは流れます。

 

 

私達がこの優しいいつくしみのエネルギーにつながっている時は、

 

 

シンクロニシティが多発して、その人を本来の魂の本道へと、導きが始まります。

 

誰もに、それは起こります。

人生に起こる「偶然」と見える「必然」が、あなたの魂が示す場所へ、連れていってくれるんですね。

 

 

 

でも、私達のほとんどは、今

このグレースというエネルギーから切り離されているから、

 

魂が栄養不足になっているんです。

 

 

 

だから、外側からグレースの代わりになるもので、自分を満たそうとして、よい成績やよい肩書きを求めて自分を立てようとしたり

 

 

自分の心を一瞬、満たしてくれる気がするものや人に執着したり、

離れていっては嫌だからと、愛する人に迎合したり、服従しては、さらに、自分のエネルギーを見失ってゆきます。

 

 

 

けれど、内側がエネルギーにつながると、自分の内側から愛が流れ込んできて、

 

 

 

自分の内側から、満たされてくるのです。

 

 

エネルギーにつながると、ちょうどやりたいと思っていた事のチャンスがやってきたり、

 

 

知りたいと感じていた情報が、集まり出してきます。

 

 

グレースを見いだすという事は、

あなたの中の神聖さに、つながるという事で、

自分の内なる神に、あたたかく心を開いて行く事なのです。

 

 

つながると、胸があたたかくなり、とてもステキな気分になって、

体がふわりと持ちあげられているような軽さを感じます。

 

 

不安と心配が、キープできずに消えて行きます。

 

 

グレースは、光。

優しい光です。

 

 

 

そしてグレースは、霊的なスタミナです。

 

あたらしいことを始めるにも、

ワクワクするような大好きな事に、行動を起こすにも、

 

 

大好きな事に行動を起こすにも、スタミナがいります。

 

 

自分の生活のずれを本来のルートに戻すにも、スタミナがいるのです。

 

 

源につながると、内側から幸福感が溢れだし、栄養に満たされてくるから、

 

 

お人と同じ意見じゃなくても大丈夫だし、

そこにいる全員とあなたが違う意見でも、相手をあたたかく認め、でも自分の意見のままで、にこにこしていられます。

 

 

 

 

あなたが、あなたのまま。

幸せに存在できるのです。

 

誰をもせめず、自分をも否定せずに、幸せなまま動き出せるのです。

 

そして、内側をそうやってエネルギーで満たしていれば、種が芽吹いてゆくように、魂の力が現れて展開していきます。

 

 

 

その、満たされた時に現れてくる姿が、「本当のあなた」であり、

本当の人間の姿なのです。

 

 

聖母は教えてくれました。

 

「この太古から知っていたグレースに満たされた感覚を、全身全霊であたたかく振動させ、日本に持ち帰り、わかちあってほしいのです。」と。

 

 

「今、誰もの暮らしにグレースが復活する事が必要なのですが、

 

 

 

本来、グレースはどこにでも溢れ流れているのですよ。

すべてのものの中をあたたかく潤しながら、流れているのです。

 

 

ピュアなマナ(グレース)は、自然の中に溢れていますが、そのマナを導くのは、あなた方の意識だという事を忘れないでくださいね。

 

 

あなた方がグレースを忘れるのは、そこにあるエネルギーを意識しなくなったからです。

 

 

フレッシュなマナ(グレース)は、自然界に多いけれど、今日あなたたちがお夕飯に頂く野菜の中にも、ものの中にも、お風呂のお湯の中にも、本来は溢れているのですよ。

 

 

それをひきだすのは、あなた方の心を澱ませない素直さと、感謝、

 

 

そして喜びに意識を向けることで、グレースはあなた方の暮らしに回復するのです。」

 

 

 

 

 

私は頷きました。

スーパーで買ってきて、ぽんっと冷蔵庫に入っていた紫蘇やネギを、「もの」として見るなら、確かにそれだけです。

 

 

 

でも、この中にも生命エネルギーが流れています。

 

「なあに、そんなのわからないし、見えないわ。気休めでしょ」と思うと、意識がそれを導くから、

そう思う心が凝り固まって、エネルギーが澱んでゆき、グレースは流れない。

 

 

 

だけど、この紫蘇の中にも、ネギの中にも、本来神の生命力は流れている、と、感謝をもって紫蘇を愛でて、ネギを慈しみつつ、料理をすれば、刻んだ時に立ち上がる香りから、食感から、グレースは流れ、

それにふれた人々を満たしてくれます。

 

 

 

食事ひとつ、

暮らしの雑事ひとつに、

よろこびを見いだし、感謝すると

グレースは復活して、その人を満たすでしょう。

 

 

そうすると、当たり前の退屈な日々の中から、シンクロニシティは立ち上がり、直感がたってきて、

 

 

 

私達は自分が生まれた意味を、行き始めるように、人生が開いてくるのです。

 

 

私達は、今ここから、

自分が置かれているこの場所から、グレースを湧かせる事ができるのです。