波にまかせる

 

 

気分があがる時もあれば、下がる時もあります。どんな自分も「大丈夫」と、優しくしてあげてください。

 

 

 

なんだか気分がわくわくする日ってあるものです。

 

 

 

何をしても、エネルギーがわき上がるように感じる日。

もう、何もこわくないと感じ、何もかもうまくいくように感じられます。

 

 

しかし、昨日はあんなにわくわくして、すごく嬉しくて、すべてうまくいくと感じられていたのに・・。

 

 

 

今日、目覚めたら なんだかだるくて、なんだか気分がのらなくて、重い、そんな日も又あるものです。

 

 

 

そういう日は、「ああ、こんなことじゃダメだ、なんとか気分をあげなければ」と、あせるけれど、どうにも気分が上がってくれない。

 

 

 

そんな事があるものです。

 

 

そんな、気分が今一つの日というのは、あなたのエネルギーを あなた自身が慈しんであげるのに最適な日です。

 

 

 

何故なら、そういう時というのは、大抵あなたの中で新しいエネルギーが動き初めている時で、内側では忙しくエネルギーの組み換えが行われているからです。

 

 

 

あなたの深い部分で、新しいエネルギーがバランスをとろうとしているのです。

 

 

だから、どうしても気分が落ち込む日、気分があがらない日は、そっとひとりの時間を増やしてあげませんか?

 

 

 

誰にも気を使わずに、あなたがあなたにだけ、しっかりと意識を向けて寄り添ってあげられるように、やさしい一人時間をもってあげましょう。

 

 

 

そして、無理にポジティブ側に心をひっぱったりしないであげて、今そのままのあなたに寄り添ってあげましょう。

 

 

 

暗い心なら、そのあなたの暗さを味わって、

イライラするなら、そのイライラを味わって、

うまくいっていないと感じるなら、無理やりうまくいかせようとしないで、波にまかせて、力をぬきましょう。

 

 

 

今、うまくいっていないフィーリングを感じてる・・。

今、「自分なんて」という無価値感を感じてる・・。

自分の気持ちなんて誰も興味をもってくれないとさみしさ感じてる・・。

 

 

それら、気がおちてゆく原因となるフィーリングは、あなたの中で長い間 抑圧されていた感情なのです。

 

 

 

ダメな感情ではないのです。

 

やっと出て来てくれた、大切なあなたの心なのです。

 

 

気分がどうにもあがらない時、

うまくいかない時

気がのらない時。

 

無理に明るく、ポジティブにとひっぱるのではなく、まずは自分のその感じている感情に気がついて、優しくしてあげてください。

 

 

「気がおちこむ?

うん、そうだね、そういう日もあるよ。

今日は、このフィーリングを感じる日なんだね。そのままでいいよ。抑えなくていいよ」と、自分にいってあげてください。

 

 

 

自分の中に抑えられていたフィーリングを否定しないであげて、

 

 

 

あたたかく受け入れて、むしろ積極的に落ち込みを味わい、自信のなさを味わい、感じてあげます。

 

 

 

感じてあげることは、自分のエネルギーをいたわり、愛のエネルギーを自分に流すことなのです。

 

 

不思議なことに、嫌な感情でも、あえて感じて、しっかり落ち込むと、

 

 

 

波はつながっているので、波動は、やがて自然に再びまたもりあがり始めるのです。

 

 

 

気は、再びあたたまり、上昇し始めます。

 

 

あがる時は勢いよく、下がる時はあたたかく・・。

 

 

あがるときも、下がる時も、自分を理解してあげてください。

 

 

自分を感じてあげられる。

その自分の波に自然に沿えば、あなたの内なる叡知が、自然にバランスをとってくれるのです。

 

 

 

「自然」でナチュラル、そのままであれば、私達は安心です。

 

 

 

周りへの思いやりを大切にするように、あなたへの思いやりもとうぞ大切にしてあげてくださいね。

 

 

怒りを感じる日は、怒りを感じてあげたらいい。

 

泣きたい日は、我慢しないで思い切り泣いてあげたらいい。

 

 

思いきり、思いきり、自分をちゃんと感じてあげられたなら、また優しいあなたに戻れますよ。

 

 

あがる波と、さがる波。

どちらも、大切なあなたのエネルギーなのです。