理解されないと泣く前に

 

 

 

家族だからこそ、親しいからこそ、気持ちを伝えることの大切さ

 

 

 

 

愛のエネルギーの法則、心の内側の世界を大切にして生き始めて、気づいたことがあります。

 

 

 

もしかしたら、人類規模かしら?と思うほど、どのご家庭にも起きている不思議な思い込みがあります。

 

 

 

その思い込みが、ご夫婦間、親子間、或いは身近な親友間など親しい間に実は横たわっており、深い絆に、時には深刻な亀裂をいれてしまいます。

 

 

 

意外と多くの私達が思い込んでいる不思議な誤解、それは、

 

 

 

家族には言わなくてもわかるはず

 

 

というものです。

 

 

 

夫婦なんだから、言わなくてもわかるはず。

親子なんだから、わかるはず。

何年も一緒にいた親友なんだから、わかるはず。

 

 

実は、これは大きなズレを生む考え方であることが多いのです。

 

 

 

 

夫婦だからこそ、言わなければわからないことがあります。

 

 

 

家族だからこそ、言葉を増やして話さなければならないことがあるでしょう。

 

 

あたたかくわかってほしいなら、わかってもらえる材料をお渡ししなければ、理解はさらに難しいでしょう。

 

 

 

 

親しいからこそ、互いを理解する為に、伝えなければならないのです。

 

 

 

人類の心の内の大きな誤解は、

不思議なのですが、何故か

身近な人は、自分と同じように考え、同じように感じるはずという思い込みが私達にはあるのです。

 

 

 

でも、仲のよい親子、兄弟、深く結び付いたパートナーでさえ、魂の経験や学びが違いますから、感じ方は全員違います。

 

 

違うから、互いの感性の形の歯車があい、調和するようにできているのです。

 

 

でも、人は何故か夫婦は、親子は、兄弟は、親友は・・。

 

 

身近な人は、自分と同じ考えで、同じように感じると、何故か思い込んでいます。

 

 

 

その思い込みが、時に知らず知らず苦しみを生んでしまうのです。

 

 

考え方、感じ方が同じはずと思い込んでいるから、違うことが相手から出てくると、なんでそんな事をいうの?と「裏切られたような気分」になるし、

 

ショックをうけ、傷ついてしまうこともありますね。

 

 

家族がわかってくれない。

自分をわかってくれないと、家族にストレスをおぼえる人は、実はとても多いです。

 

 

誰でも身近な愛する人には、自分をわかってほしいし、同じ気持ちを感じてほしいものです。

そんな欲求が起こるのも、よくわかります。

 

 

 

 

しかし、互いには互いの「感じ方」があり、それは尊重されなければならない大切なものです。

 

 

「わかってくれない」と泣く人に、そのあなたの気持ちを、「身近な人にわかってもらおうとお話してみたことはありますか?」

 

また、逆に「相手の気持ちの方を あなたが理解しようとお話を聞いてみたことはありますか?」とお聞きしてみると、実は一度もないという方は多いです。「言わなくてもわかってるはずだし、わかるから」とおっしゃいます。

 

 

 

でも、この違いを認めて尊び、思いやることから、優しい関係は始まります。

 

 

相手をわかろうとし、相手を変えることなしにただ自分を表現するコミュニケーションをいとわないこと。

 

 

その優しさが互いのエネルギーを循環させ調和させてくれます。

幸せはそこから育つのですね。

 

 

 

 

あなたに大事にしたいことがあるように、相手にも大事にしたい世界観があるのだと、あたたかく尊んであげるからこそ、優しい呼吸が互いの間に育ちます。

 

 

 

人類の物質次元の一番の誤解は、

「言わなくてもわかるはず」という誤解です。

 

 

物質次元は、まだ

言わなければ、わからないのです。

 

 

 

しかし、今は波動の時代。

 

 

 

だからこそ、ちゃんとコミュニケーションしないとねと気づいた人が、

いざ、家族に自分を話そうとすると、自分の何を伝えればいいかわからないことがあります。

 

 

わかってほしいことが何なのか、実は自分でも言葉になっていないことがあります。

 

 

 

家族はわかってないと泣いている自分や腹をたてている自分。

 

 

しかし、「何を?」と聞かれると

意外と家族に何をわかってほしいのか、言えない自分がいたりします。

 

 

 

実は感情はからまっているけれど、自分でも、自分がわかっていない、見えていないことがあるのですね。

 

 

 

あらゆる人間関係に理解がないように見え、大事にされていないようにみえ、相手の意見を押し付けられるように感じている不快感を体験しているなら、

 

 

 

立ち止まって、あなたがあなたを取り戻す優しい時間が来ていると、受けとめてあげましょう。

 

 

 

あなたは何が好きで、

どうすると、幸せで、

何をしたいのか、まわりに理解されていない時は、実はあなたがあなたをわかっていない時。

 

 

 

まわりには言わなければわからないけれど、でも、それより先にあなたがあなたを理解している波動が出ていないかもしれません。

 

 

 

どうすれば、あなたが嬉しくなって、あなたが今ほしいものは何で、どんなふうになりたいのか。

 

 

 

おなたがあなたの幸せを内側で理解できた時、あなたは自分とつながり「波動」が明確になります。

 

 

 

その波動が、あたたかいハーモニーを身近な関係の中に映しこみ、生み出すのです。

 

 

 

人は、違うからこそ、優しいハーモニーが生まれるのだと、あたたかい理解をいつも広げていたいですね、

 

 

人が幸せになるのはいつも、心があたたかい時ですから。