聖母のエポック

 

 

愛と光の優しい世界

 

 

あたたかな光の時代は、

私達の心の中から生まれてきます。

 

 

次元が変わった世界・・。

 

 

それは、それまでとは違った視点から世界を見るようになり、又、それまでとは違った高い意識で心を動かすようになった世界です。

 

 

例えば、個人的な日々の暮らしの中では、気に入らないことや不満は、きっと誰にでもある事でしょう。

 

もちろん、不安な事や怖れを感じる事もあるでしょう。

 

 

同時に社会への不満、会社への不満、世界への不満は、誰でもがきっと持っている事でしょう。

 

 

これまでの私達の世界は、二元的に物事をとらえる意識の世界でしたから、表があれば裏がありましたね。

 

 

すべては表裏一体で、表と裏は離れておらず、仲良くそこにあるのです。

 

 

だから、不満がそこにあるということは、本当は同じ場所にその真逆のエネルギーが同時に存在しています。

「満たされない気持ち」をあなたが感じている時、「満ちている何か」も、実は同時にそこにあるはずです。

 

 

けれど、今、私達がフォーカスしやすいのは、「不安」「怖れ」「不満」のエネルギーのみだという事です。

 

 

しかし、人間が次元上昇をし始めて、魂がピカピカに輝いてくると、私達は不満以上に、 実は同時にそこにあった恵みの方に気がついてゆきます。

 

 

例えば、会社に不満があり、ストレスがあって、「嫌だ嫌だ」と文句は出ても、その会社で働かせて頂いているおかげで、お給料が頂けて、お家賃が払えたり、旅行ができたり、好きなものを買えたりしています。

 

自分が属する居場所もあります。

 

 

けれど例えば、それまで文句をいっていた会社ではあったけど、いきなりリストラにあったりすると、人は狼狽して、急に怖れを感じ、それまで実は自分が守られていた事を知ります。

 

 

例えば、ケンカが絶えない家族でも、ケンカの渦中はみえないけれど、いつか、ケンカができる相手がいる事も恩恵のひとつだったんだと気がつきます。

 

 

また例えば、何でも口をはさんでくる母親が嫌で嫌で、文句が溢れていても・・。

 

いつか・・。

そのうるさいと思えていた小言さえ、懐かしくて涙があふれる時がやってきます。

 

 

あのうるさい小言を、もう一回聞きたいと懐かしさに涙が溢れる、そんな事もあるのです。

 

 

ケンカも実は幸せで、小言も本当は幸せだったと知る、その意識を私達は「感謝」と呼びます。

 

 

ありがたい。ありがたい。

不満のそばにも実はあった恩恵に、気がつくと、本当にありがたかったなと、いのちはあたたかい涙を覚えます。

 

 

ありがたみに気づける美しい霊性は、新時代のゲートでしょう。

 

 

不満があれば、幸せも、同時にそこにあります。

 

 

 

不満ばかりに意識を向けていくのも、ひとつの生き方です。

 

 

不満を見つけたら、それはそのまま受け入れるけれど、意識を広げて、実はそこに同時に生まれているはずの、ありがたみに気づいてみましょう。

 

 

本当は自分が支えられている事を知ると、私達は優しくなれます。

 

 

あなたのもとにもある、恩恵に心を開きましょう。

 

 

ありがたみに気づける優しい意識は、それまでとは違う、優しい愛の時代を招くのです。

 

聖母のエポック

あなたの心の中で始まっていますか?

 

新しい時代を生きていますか?