自分の根本に感謝(3)~自分の中に祖先の温もり

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スピリットチームの温かきバトンリレー

 

 

 

以前、知人の故郷に遊びに行かせて頂いた時のことです。

 

お世話になった知人のご実家には、めずらしい土間と囲炉裏(いろり)がありました。

 

 

それ以外は、すっかりリフォームされて、スタイリッシュな素敵なおうちの中に古きものと新しきものが見事に調和していて素敵でした。

 

 

改築した時、土間と囲炉裏だけは残したのだそうです。

 

 

「めずらしいでしょう?楽しんでいって下さいね。」と、知人のお母様が囲炉裏でお料理をふるまってくださいました。

 

 

 

私がそれまで囲炉裏をみたのは、日本の昔話の挿し絵か、地方講演の際にたちよった郷土資料館の中くらいで、もちろん囲炉裏を囲んでお食事したのも、はじめてでしたので、なんだかとてもわくわくしました。

 

 

 

その時不思議な感覚を味わいました。囲炉裏端に座るのは、初めてなのに、何故でしょう、どこか懐かしいのです。この感じを知っている感じがするのです。

 

 

身体中の細胞が、何とも言えない懐かしい安らぎでいっぱいになる、幸せな気持ちを 私に感じさせたのです。

 

 

囲炉裏は日本人のDNAに響くのかもしれませんね。

 

 

ただ、私は、昔から自分で気づいていたことがありました。

 

私は、煮物がやわらかく煮えていく時の鍋の中のコトコト、くつくつという音が、大好きで、その音は私にいつも安らぎを与えてくれました。

 

 

フライパンのジュージュー音も素敵だけど、安らぎが心に広がるのは、コトコトくつくつの鍋の中の音。

 

 

 

 

 

この音を目を閉じて聞いていると、なんとも言えないあたたかい安らぎが心に広がるのです。

 

その時も囲炉裏の上にかけられたお鍋から、私の好きな音がかすかに聞こえていました。

 

 

「ああ、やっぱり好きだなあこの音・・」私は、目を閉じてその音にほっとし、いのちまで温められてゆくような気がしました。

 

 

なんだか、いのちが温まる。

「人生っていいなあ」「人と人が火を囲んで温まる」って嬉しい。

 

囲炉裏端には、そんなぬくもりがある気がします。

 

 

私は、そのいのちにしみる音を聞きながら、「ああ、これは先祖からの細胞の記憶の伝達なのかもしれないな。」と、そう思いました。

 

 

私に繋がるご先祖さまが、いつか囲炉裏端でお鍋をかき混ぜながら、人のぬくもりを感じつつ、この音を聞いていたのかもしれないなあ、と。

 

 

だから、私は、体験したこともないのに、この音と火を囲むこの空間が人を癒し、家族を温めてくれる音なのだと、知っているのでしょう。

 

 

この温かい音がいつか、お顔も知らないご先祖さまの胸を温めていたのかもしれない。

 

そう思うと、よりいっそうご先祖さまが身近に感じられました。

 

 

 

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私達が先祖から頂いている深い信頼~託されている愛の光があります

 

 

 

肉体は受信機であり、アンテナです。

 

日々の暮らしの中で感じてゆく思いや知恵は、細胞の中に記録され、次の世代へ、次に肉体に宿って降りてゆく魂へと、自然に伝達されてゆきます。

 

 

例えば、かつて生きていたおじいちゃんが、人をたくさん助けて多くの人のお役にたって救った人だったとします。

 

そのおじいちゃんが天に還った後に生まれた子孫は、そんな生き方をした方がいたなどとはわからないことがあります。

 

でも、そのおじいちゃんが積んでくれた徳は、次の時代を生きる子孫へと伝わってゆきます。

 

 

すると、子孫は思うのです。なんで私は、何もしていないのにこんなにも、会う人会う人によくして頂けるのだろう?と。

 

自分が困ると旅先で知らない方々からさえも、助けがやってきて救われてしまう。

 

それは、かつておじいちゃんの人生で奏でられた「徳」の貯金が、あなたに流れてきているのです。だから、先祖に感謝なんですね。

 

 

人生には「魂の課題」がありますが、一族という家系に自然なひきよせの力で集まる魂たちは、同じ課題を共有し、同じ巨大な大いなる自己を共に育てています。

 

 

つまり、先祖代々全員でリレーをしながら、ひとつの目的を持って走っているんですね。

 

 

 

かつて生きて学んで、人生を走ってくれた先祖の見つけた愛の感覚が、祖父や祖母。父や母の人生を通して、今の自分にまで届いています。

 

 

今を生きる私達は、ご先祖さまという かつて私より先に地上に降りて、暮らしの中で愛を学んでいたその優しさを、無条件で受け継いでいるのです。

 

その愛を、光を託されて走っているのです。

 

それはまるで、美しい源へ回帰する為のいのちのバトンリレーのようですね。

 

 

天にいて、宇宙から応援するスピリットたちがいて、自分の番がきた人がバトンを持って走り出します。

 

バトンをもつとは、肉体に宿り、人生から学ぶこと。

 

人生というバトンを受け取り、チーム全体の為に走ります。

 

 

先に地上に降りて、人生を走る人のバトンを受けとる為に、次の魂が降りて行き、共に走り出します。

 

 

子供の頃にやったリレーを思い出してみてください。

 

バトンを次の人に手渡す時は、止まらないで、バトンを受け取りながら、渡す人と受ける人が共に走りますよね?

 

 

ちょうどその姿が、親子が生きて共に過ごす時間なのかもしれません。

 

 

私達からすると、長く感じる時間も、宇宙時間からみたら一瞬、「今」しかないのかもしれませんね。

 

 

やがて世代交代の時期を迎え、子供だった人が、今度は代表として、走らなければならない時を迎えます。

 

先祖からのあたたかみ。

 

たくさんの親から子供達へ、子からまたその子へと、大切なものが託されてゆきます。

 

 

そして、今バトンをもって走っているのが、そう「あなた」なんです。

 

大事に優しく、なにかを成してみませんか?

 

 

 

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