自分の真ん中

 

 

エッセンスにふれる

 

 

 

 

私たちの存在には、

「中心」「真ん中」があります。

 

 

 

ふれると「そう、これが私!」と、心にエネルギーが湧いて満たされるポイントがあるのです。

 

 

 

それは、自分の中心で、

「私」を「わたし」たらしめているもの。

 

 

私を、「わたし」で在らしめる本質(エッセンス)です。

 

 

 

この自分の真ん中にふれた時の、いのちの反応が、

心に生まれる「好き」という感覚です。

 

 

 

私たちが五感をひらいて、その感覚から、自分の存在に流れ込んでくる情報を、心で感じると、

 

いのちの声は、ちゃんと応えてくれます。

 

 

 

「大好き」

 

「好き」

 

「そうでもない」

 

「普通」

 

「うーん可もなく不可もなく、あってもいいけど、なくてもいいかな」

 

そして

 

「嫌い」

 

「しっくりこない」

 

 

 

これらの感覚は、あなたのいのちのガイダンスであり、導きの声なのです。

 

 

 

この声は、暮らしの中で

何気なく、新しいお帽子を買う時にすら、ちゃんと「声」を出してくれています。

 

 

例えば、お帽子を売っているフロアで、たくさん並ぶお品物から 一見、これが好き!と思うものを、手にとってみても、

実際に かぶってみると、

 

 

「何だかしっくりこない」こんな事がありますね。

 

目で見た時は、いいなと思ったけれど、実際かぶってみると、

 

「なんだかしっくりこない、なんだか違う」と感じます。

 

 

 

そして、いくつか試してみると、

 

純粋に、「あ、これ好き」と しっくりと、あなたの心とあなたの姿にフィットしてくるものがありますね。

 

 

それは、あなたの魂から放たれている波動と、フィットしているのです。

 

 

 

あなたのエネルギーの源泉に、

心が、ふれたのです。

 

 

それをかぶると、何だか嬉しくなって、心にぴたりとくる。

 

 

 

ふわぁっとエネルギーが満ちてきます。

 

 

そのお帽子をかぶると、嬉しくなって、エネルギーが増すのを感じますが、

でももちろん、物質であるお帽子がエネルギーの源泉ではありません。

 

 

物質は、あなたの魂の内なる波動の在りかを示す 目印の旗のようなものです。

 

 

 

その「ぴたり」とくる感じは、

あなたがあなた自身のエッセンスにふれ、

本当の自分の波動を 見つけた時なのです。

 

 

 

その物から放たれているフィーリングを目印に、

あなたがあなた自身のエネルギーに、つながった時なのですね。

 

 

 

あなたが、あなたらしさの真ん中を見つけ、ふれた時なのです。

 

 

 

それは、誰の真似でもない、

唯一無二の「あなた自身」として、宇宙でのあなたの位置に立っている時なのですね。

 

 

純粋に自分の「好き」という感覚や

「しっくりくる感じ」に従うと、

 

 

私たちは、この世界に暮らしながら、自分の魂のエッセンスへと戻っていきます。

 

 

 

エッセンスとは、本当の自分。

大いなる自己、ハイヤーセルフの事です。

 

 

 

だけど、

私たちは今、そんな自分のエッセンスを見失っている事が多いのです。

 

 

 

例えば、お帽子ひとう買う時も、

自分の宝物の在りかを示す旗を、

つかまないようにする意識を使ってしまいます。

 

 

 

本当の自分に向かわずに、

エネルギーの迷路にクネクネ入ってしまうのです。

 

 

 

例えば、

好きなのは、この帽子!と、自分のいのちが反応するものを 見つけていても

 

 

だけど値段を見てすぐ、

「高い!もっと安いのないかしら」と、

値段で値踏みするから、

魂が示していた旗から手を離してしまう。

 

 

自分の波動をそらしてしまい、

 

 

自分のもの (波動)ではない、帽子をつかんでしまいます。

 

 

もちろん、高いものを絶対買わなくてはならないという意味ではなく、

自分を知るチャンスを、値段で否定してしまうという意味ですね。

 

 

 

また、自分の感覚から言えば、一番好きなのはこれだけど、

 

こんなの買ったら、

旦那様になんて言われるか、

お母さんになんて言われるか、

皆に変だと言われるのがこわくて、

無難な帽子ばかり選んでしまうという事もあるでしょう。

 

 

 

可もなく不可もなく、

冒険もしない代わりに、

キラッと光る煌めきもない波動で、

「無難」を選んで、

自分の魂の煌めきを表に出さないよう躊躇してやめてしまう。

 

自分の真ん中から、波動をずらしてしまいます。

 

 

実は、暮らしのこんな何気ない

「選択」から、

運命は創られていきます。

 

 

 

例えば、

 

「あ~なんか楽しいことないかなあ。」

「あ~なんかいい事 起きないかなあ」と、

人生に面白い事が何も起きずに、

退屈な毎日を送っている時の、

心の動きを見てみると、

 

 

 

 

おそらく、

「可もなく不可もなく、周りから見て無難なお帽子を選びがちの時ではありませんか?」

かぶる事ができれば、何でもいい、と選びがちな時ですよね(笑)

 

 

お帽子にふれ、かぶった時の純粋なわくわくを選んでいない時。

 

 

人目優先、お金優先で、

心が使われていて、

わくわくする幸せなときめきが、大切に扱われずに、

消されてしまうように、意識を使っている時ではないでしょうか。

 

 

だから、自分の「真ん中」がわからず、

いつも何を選んでいいか、選択の焦点がとれずに、お人に合わせたり

優柔不断になり、人生を選べなくなって流されてしまいますね。

 

 

 

無意識に、

自分の本質とは違う波動を選んでしまいますから。

 

 

そんな時は、体の輪郭の内側に、

自分のときめきから波動がずれたものが響きます。

 

 

だからこそ、

あー、おもしろくない、

あー、退屈!っていう、

 

 

 

可もなく不可もなく、

無難で安心だけど、

ときめきもない、

そんな日常の運命が、創造されてくるのです。

 

 

まわりに優しい人たちがいて、とてもよくして下さるのだけど、

自分が「真ん中」からそれているから、

 

 

「とっても ありがたいのだけど、かえって困るんだけど!」という現象が創造されて、

 

例えば、

一人にしてほしいのに、周りの思いやりから付き添われたり、

あまり好きではないものを、好きだろうと思われ、たくさん持ってこられたり、

 

 

あなたの喜びポイントから、ずれたものを引き寄せ、的はずれな思いやりに、囲まれてしまいますね。

 

 

でも、それは

本当は、的をはずしている内なる自分の態度が引き寄せているのです。

 

 

私たちは、自分から目をそらしてるから気づかないだけで、

すべて自分自身で、

波動を選んで

運命を起こしているんですよ。

 

 

 

例えば、こんな時でも、

こんなの退屈、こんな状況、

もっともっと有意義で幸せな運命に変えたい、と思ったら、

 

 

 

私たちは、ここからあたたかく幸せに変われるのです。

 

 

 

自分の感覚を、あたたかく愛して、

 

 

自分の胸に、しっくりとフィットして、ときめくものを選ぶだけ。

 

 

 

あなたの心が、すっきりするものだけを、自分の中に通してあげます。

 

 

そうやって、

日常で、五感を幸せにしてみてください。

 

 

 

その瞬間瞬間を、

あなたの心を一番幸せにするものを、全力で選んであげます。

 

 

一番、大好きなもの、

一番、心地いいもの、

一番、しっくりくるものを。

 

 

 

その時、心が満たされるのを感じるでしょう。

 

 

 

何故、満たされるかというと、

それは、

あなたが

本当の自分に、

あなた自身のエッセンスに、

つながるからなのですね。