自分を助ける

 

 

 

誰かが気に入らない、批判したくなる、そんな気持ちが心の中で湧く・・そんな時は

 

 

 

 

時に私たちは、

自分が理解できないことに対して、

恐怖心や不安を感じます。

 

 

 

その「理解できない」という何かが、刺激されると、

 

 

 

心はちゃんと反応してくれます。

 

 

 

未知なもの、

或いは、深く、きつく、抑圧している何かに出会った時、

 

 

 

強く望んでいるもの程、

強い反応が心でわき起こり、

大抵は、怒りや嫌悪が心にわきやすいですね。

 

 

 

例えば、

本当は、心のままに自由になりたいのに、

自分を縛って、自由をきつく抑圧している人は、

 

 

自由にのびのび生きている人に、腹がたち、嫌悪感が沸き起こります。

 

まず最初に、「キライ!」と感じてしまう反応が出るのです。

 

 

 

又、

本当は、優しくなりたいのに、

それでは生きられないと思って、

優しさや愛を、強い自己嫌悪で 抑圧している人は、

 

 

 

 

優しい人に、苛立ち 嫌悪感が湧きます。

 

 

そういう時は、

優しい思いやりを見せられる度に つらくなって、「イヤな気持ち」を感じるでしょう。

 

 

 

その「嫌な気持ち」が 何を教えてくれているのかを、知らない間は、

 

 

 

私たちは その嫌な気持ちを、

それを感じさせた人に向け、

批判したり、

自分の正統性を示そうとしてしまう、そんな時があります。

 

 

 

でも、

それをしてしまう程に、

私たちは、私たち自身 (内なる神)から、遠ざかってしまいます。

 

アクエリアスの時代は、

 

善悪の見方で ジャッジされた

『正しいこと』が大切ではなくて、

 

 

そこに、あたたかいエネルギーが流れて、愛が溢れていること。

 

それが大切なのです。

その優しい光がみちびく方向が、「道」なのです。

 

 

 

それは、その苛立ちを相手のせいにして、

「誰か」に向かわずに、

「あなた自身」に優しく向かう道なのです。

 

 

 

私たちの魂は、知っています。

 

 

 

どうして、

目の前の人にイライラさせられるのか。

 

 

脚光を浴びるあの人に、何故 嫌な気持ちになるのか。

 

だって、その人に会ってゆっくりお話した事さえないのに、

例えばテレビや雑誌でしか、その人を知らないのに、

どうして嫌いと思うのか。

 

 

 

何も持たず、何もできない人が、

皆から愛され、大事に扱われているのを見ると、

何で、腹がたつのか、批判したくなるのか。

 

 

 

それはきっと、

そこに、

その揺れ動く心の場所に、

あなたの魂が、本当は、心から願う事があるからです。

 

 

 

私たちの魂が、

心の底から願っているにも関わらず

大事にされず、放置されている、あなたの本当の願いがあるからなのです。

 

 

 

心は反応してくれます。

チクンともしますし、

ザワザワもするし、

嫌な気持ちにもなります。

 

 

 

でも、私たちが心から望んでいたのは、本当は「批判すること」ではなかった・・。

 

 

他の人より、自分は有能で

間違っていない、私は正しいと

正統性を証明したいのでは、なかったのだと思います。

 

 

 

 

自分がほしくてほしくて、

泣きたくなる程に、

望んでいたのは きっと、

 

 

あなたが、あなた自身の事を、

あふれるように、

こみあげ、

うるおすように

 

 

 

大好きになりたかった。

 

そのままの自分に ふれたかった。

本当の自分を見つけたかった。

 

 

それが本心ではなかったかと思うのです。

 

 

心が反応する「嫌悪」の訳は、

「本当は大好きな自分を、中に秘めている」のに

でも、間違った思い込みにより、

その自分を好きになりきれずに、

抑圧したまま 嫌悪していたから・・。

 

 

だから、自分が中で抑えつけているキラキラした自分の部分を、

そのまま見せてくれるお人に反応して、

嫌悪してしまうのです。

 

 

 

それは、あなたの中にまばゆく光る美しい魂の光でした。

その人の中に見ているのは、

本当は、あなたの限りない可能性の輝きでした。

 

 

そう、気づくとき

私たちはようやく、本当の自分の光に向き合い始めるのです。

 

 

 

批判したくなる人、

気に入らない人は、

 

 

 

自分が見ないふりをしてきた、

内奥の本当の自分の居場所を、教えてくれる、楽園の門だという事。

 

 

 

自分が抑圧している、

美しく素晴らしいエネルギーを、

取り戻すサインを届けに現れた人だという事を。

 

 

 

だから、自分の中に

もし、批判心、ジャッジする心がわいている事に気づいたら、

 

 

 

それは、あなたが あなた自身のあたたかい愛の源に向かう

素晴らしい招待状を受けとったという事です。

 

 

 

嫌悪。

批判。

ジャッジ。

 

 

 

それが心からわく時は、

本当は、そこにあなたによって、抑圧された 純粋なあなたのエネルギーがあるのです。

 

 

 

自由奔放な人に 腹がたつのは、

本当はあなたが、自由になりたい時。

 

 

 

輝いている人を見て 腹がたつのは、

 

本当は、あなたもまばゆい程の光源をもっているのに、

その光を輝かせていない時。

 

 

その嫌悪やイライラは、

誰かを批判したい訳ではなく、

 

 

自分の光を縛り付けて、

光らないようにしていますよ、ほどいて、ほどいて、と

内側からきていたお知らせだったのです。

 

 

 

それに、気づいた人は、

批判にエネルギーを使わずに、

自分の中にまだ輝かせていない光を、どうしたらもっともっと出せるかな?と、

美しく自分をさらけだす、自己表現にエネルギーを使いだすでしょう

 

 

天使が羽根を広げるように、

自分の抑圧をとき、

自分の美しさを表現し始めるでしょう。

 

 

 

内側で止められていた魅力 ( エネルギー ) に、持ち主が気づき、

 

 

 

 

そのエネルギーが解き放たれると、

 

内面は爽快で、

幸せで、

 

 

澄んだエネルギーが満ちてくるようになりますから、

 

 

 

批判は溶けてしまいます。

嫌なエネルギーは、消えてしまいます 。

(本当ですよ!)

 

 

 

そして、すべてがあなたの「友」となり、「仲間」となるでしょう。

 

 

キライ・批判に 心がざわざわする時は、

あなたが、あなた自身の優しいまなざしと、助けを必要としています。

 

愛をもって、自分の心によりそい、

あなたを助けて、優しくしてあげてくださいね。

 

 

今、あなたが嫌いだと感じている人程、

本当の意味で あなたを助けてくれる為に現れた、

約束した人かもしれません。

 

 

そう、すべて宇宙は愛によって動いています。

あなたを助けてくれる為に

すべては 目の前に現れてくれるのです。