あきらめない幸せ

 

 

まだ道は続いていると知る事が 優しさの始まりです

 

 

 

何かを 間違えた自分に気づき、

 

 

何かを失敗したと気づいた時、

 

 

 

私たちは落ち込んでしまいます。

 

 

 

だめだった、できなかった、やっぱり無理だったんだと、心はあきらめて しゃがみこんでしまう人のなんと多いことでしょう。

 

 

 

自分は 無理だと決めてしまう、その心の制限こそ、私たちを止めている原因なのですね。

 

 

 

私たちは時々、大きな勘違いをしてしまいます。

 

 

 

愛に戻る経験は、一回ですぐにできると 思ってしまうのです。

 

 

もちろん、気づきだけならば、一瞬で起こります。

 

 

波動が変わるのも、一瞬の「気づき」で充分です。

 

 

変化や変化の兆しが 現実にすぐ見えてくる事も 多くあります。

 

 

 

けれど、その引きあがった波動が自分の「当たり前」となり、

 

暮らしに定着する為には、意識をぬりかえる時間が必要です。

 

 

それが自分の日常となるまでに、自分を愛に戻す事は、繰り返し練習が必要な、光のお稽古なんです。

 

 

 

それまでのものの考え方で、

すでに 心についてしまっている習慣や心の癖を直すのは、

瞬間ごとの自分自身に気づいてあげて、

自分を導き 変えてゆく 光のお稽古なのです。

 

 

 

そう「お稽古中」なのですから、

 

もし自分さんが

「あ、またやっちゃった。」

「あーまた失敗しちゃった」という経験をくりかえしていたとしても、

 

落ち込んだり、自分をせめる必要はないんですね。

 

 

だって、練習中なのですから。

 

 

今、自分に戻る練習中なのですから、何かがうまくできなくても、

恥ずかしい経験をしても、

それは身につけるまでの素晴らしい経験値を積み重ねている事であり、

 

 

実は、この涙と笑顔の積み重ねが、後に放射されてくる まばゆいキラキラオーラの 原材料になるのです。

 

 

自信は、場数をふんで、「ああ、そういうことか」「ああ、そうだった」という気づきを積み重ねた結果、

 

 

自分との信頼が育ちます。

 

 

 

だから、今は一回でうまくいなくても、きれいにまとまらなくても、

 

当たり前なのだと 安心してあげてください。

 

 

 

それは、左利きの方が お箸を右手に持ちなおす練習によく似ています。

 

 

 

 

つい、それまでの自分が慣れている方に 体は動いてしまうものだからです。

 

 

頭ではわかっています。

次がきたら、箸は必ず右手で持とう、と。

 

 

 

でも、お食事の時間がきて、箸を持つと気づいたら、慣れている手で自動的にもっています。

 

「あ、またやっちゃった!」となりますね。

 

 

 

でも、それは失敗ではないでしょう?  練習中なのですから。

 

 

 

そのまま、もくもく召し上がるより、「あーしまった!」と気づける事がまずは進歩です。

 

 

せめる必要なんかないです。

気づく度に、お箸を持ち直してあげるだけでいいのです。

 

 

それを幾度もくりかえし、何度も「またやっちゃった」をくりかえし、

持ち直して、やり直してのくりかえしで、いつのまにか、意識しなくても、

すっと右手で箸を持つようになってきます。

 

 

 

それにかかる時間は、一人一人違うでしょうが、

 

 

自分が変わるのに必要な、尊い時間なんですね。

 

 

 

 

「あーまたやっちゃった」

それを繰り返しても、大丈夫です。

気づいてあげて、その度ごとにやり直す事を、優しく繰り返します。

 

 

 

それは、聖母のお稽古です。

その経験が、尊いのです。

 

 

また、間違えたと気づいたら、

そこから気づいて、やり直します。

 

 

 

また転んだら、立ち上がります。

 

 

この聖なるお稽古です。

 

 

 

間違えない事が大事なのでは ありません。

1度も失敗しない事が大事なのでもありません。

 

 

 

大切なのは、

 

 

転ぶたびに、立ち上がる事なのです。

 

間違う度に、やり直せる事なのです。

 

 

 

間違う度に、

道に迷う度に、

失敗する度に、

 

 

 

私たちは新しい「気づき」に出会います。

 

 

それは、宇宙からのご指導で、ふっと心に降りてくるインスピレーションによって、私たちは導かれていきます。

 

 

どうすればいいかを、ちゃんと宇宙が教えてくれます。

 

 

 

けれど、「ああだめだった」「どうせ できないんだ」「できる人はあの人だからできるんだ。私には無理だ、できない。」と、

 

 

 

あなたが、あなた自身をあきらめて捨ててしまったら、途端に波動がずれて、

 

 

 

宇宙からのインスピレーション(気づき)は、降りなくなります。

 

 

 

間違えても、失敗しても、

あなたは大丈夫だと、どうぞあたたかく 知っていてくださいね。

 

 

 

 

ただ、そのままで どうぞ終わらないであげてください。

 

 

「改善」と「改良」

次があるなら、どこを直せばより良くなり、よりステキになるかに気づいてみましょう。

 

 

 

「ああ、あせってたんだな。今度は落ち着いてやってみよう。」

 

 

「ああ、あの時、サインは出ていたのに、信頼しなかったからだわ。次はサインを見逃さないようにしよう。」

 

 

「ああ、言葉のセレクトが悪くて、誤解させちゃったかな、じゃあもし次があるとしたら、どんなふうな言い方なら、よりステキだったかな。」

 

 

 

こんなふうに、よりよくなる事をひとつでも、見つけてあげてくださいね。

 

 

 

 

不思議なもので、そうやって心を気づきに向かって開いていきますと、

 

 

 

ふっと、心にまるで降りてくるように、いい考え、いい気づきが灯ります。

 

 

その気づきは、宇宙からのご指導なんですよ。

 

 

 

誰もが、目に見えない世界に愛され、大切にされています。

 

 

 

耳を傾けていますか?

 

 

宇宙は、あなたがさらに幸せに光輝く事をけっしてあきらめず、あたたかい希望の目を向けてくれます。

 

 

 

だから、あなたも、あなた自身の幸せを、どうぞあきらめないであげてくださいね。