そこは愛の手の中

 

 

 

 

もう、立ち上がれない程に 泣き崩れる日。

 

 

 

落ち込んで落ち込んで、沈み続ける日。

 

 

 

聖なるものに 腹がたって腹がたって毒づく日。

 

 

 

恨みを握って 恨み続ける日。

 

 

 

どうせ、こんな自分はダメなんだろう。

 

 

 

どうせ、もう自分はダメなんだ。

 

 

 

そう、あきらめるそんな時。

 

 

 

 

それでも、おちこんでいるあなたが今、存在する その場所。

 

その場所こそが、すでに愛の手の中と知る・・。

 

 

 

泣いているその場所すらも、ふと気づけば、そのあなたが あたたかい手の中に包まれていると知るのです。

 

 

 

 

だから、その怒りも、

その埃も、

その曇りも、

 

 

 

すべて包まれていると知るのです。

 

 

 

 

そんな気づきから、私たちは天の優しさに近づき始めます。

 

 

 

そのぬくもりに気づくなら、

いのちは 優しくならずにいられない。

 

 

 

素直にならずにいられない。

 

 

 

 

だって、誰よりもあなたの事を、その優しくてやわらかい手が包んでくれているから。

 

理解してくれているから。

 

 

 

その優しい手の主が、何よりもあなたの事を あきらめないで信じていてくれるから。

 

 

 

 

 

私たちはすでに愛の中。だから、怒りにまみれたその時も、感謝せずにはいられない。ありがとうございます。ありがとうございます。